2019.04.14
最近の中国、東南アジアでの再エネの普及は著しい。エネルギー投資も2/3が再エネ投資である。
一方、国内では、太陽光パネルメーカが中国メーカ、風力発電機メーカではヨーロッパ、アメリカ製が優位となってしまっており、市場原理といえども、折角の日本FIT制度もあまり内需とならない状況である。また日本でのFIT設備認定を受けるには、様々な規制、電力接続協議などをクリアしなければならないため膨大なプロジェクト開発費用と時間を費やす、自ずと太陽光の設備代は海外製でコストダウンを図るしか手がなくなる。かつて太陽光はシャープ、京セラが高い技術を持っていたはずで、国を挙げて戦略的に取り組めば世界での太陽光パネルシェアを獲得できていたに違いない。今後は「再エネ主力電源化」で「再エネ日本」の追い上げに期待したい。
関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。
2023.08.15
最先端のSOECによる水素製造からメタネーション技術の開発状況
2023.05.15
ラトビアFORTES社製 木質バイオマス発電装置の検証完了について
2022.09.19