2018.02.08
1.29のシンポジュームでは、系統接続不能なのは日本独自の信頼性が高い重装備な電力システムを構築したことが要因であり、その実稼働率が20%程度に留まっていることが判明した。
①基本的に電線は2重化されており1本が寸断されても残りの1本を通じて全量補償する方法。⇒この時点で定常で最大50%の稼働率に低下。
②再エネの電源は不安定電源であるが、設計上発電出力は定格の最大値の発電量で見込まれ、その結果実稼働率が20%となってしまう。
メリット:停電率はかなり低くなる。
デメリット:電気代高、再エネ電源を阻害
提言として 欧米で行っている”スマートグリッド”最新の電力システムを導入して、故障発生時に即座に発電を抑制するなど最新の制御機能を搭載させることで、現状の電力網のまま稼働率をあげることが合理的である。
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